謹啓 今年は、暖冬で、大変楽でした。境内の梅の花もすっかり満開です。皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか、お伺い申し上げます。
さて、前回に引き続き、法然上人のお言葉から、私達の日常生活のあり方を学びたいと思います。
録(ろく)の経教(きょうぎょう)をもきき見ず、いかにいわんや、
録の他の見ざる人の、 智慧(ちえ)あり顔に申すは、
井の底の蛙(かわず)に似たり
「経録に載っている教典を聴いて見ることもなく、ましてや、それ以外の書物さえ、ろくに見もしない人が、いかにも悟りを得た知恵者であるように振る舞って、色々と人々に告げる様子は、まるで、『井の中の蛙』と同じです。」
先頃、オーム真理教の麻原教祖が、死刑判決を言い渡されました。 多くの人々を恐怖におとしいれ、命を奪い、生活を奪い、深い悲しみを与えたことは、たった一人の命で償える物ではありません。 同じ人間として、この豊かな自然の日本に生まれたのに、どうして、あのような暴走に至ったのか、残念でなりません。
ここ最近、お寺にも、月に何人もの相談者が訪れて下さるようになりました。 そのほとんど全ての人が、占いや、霊感、霊能者という方々に色々と告げられて苦しみ悩んで来られます。 正しい知識を身につけることなく、ただ自分の感覚と都合のいい情報だけで、無責任な言葉を告げておられます。 これは、今に始まって事ではありません。 法然上人の時代にもあったことです。 この事を、きつく、今回のお言葉で戒めて下さってます。 一を見て十を悟ることはなかなかできません。 ましてや一生かかっても読破することの出来ない膨大な量の教典のほんの一部分だけで、真実の仏教など語れません。 けれども、法然上人こそ、全ての法門を深く理解された上で、この浄土の教えを私たちに撰び取って下さいました。 これは歴史上の真実です。 ですから、私たちは、何も迷うことなく、毎日を安心して過ごすことが出来るのです。
先行き不安な事も多い今日この頃ですが、人の弱みにつけ込む言葉にはくれぐれもご注意下さい。
下記の通り、春の法要を勤めます。昨年の『寺田町』さんのミニコンサートもあります。是非ご家族皆様おそろいでお参りください。
記
● 3月19日(金)
午後12時00分
12時30分
1時00分
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・昼食接待
・寺田町のコンサート
・彼岸施餓鬼法要
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*午後七時より、塩梅会を開催いたします。是非お誘いあわせてご参加下さい。
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