季刊【圓福】は、盆、正月、彼岸など、季節ごとに発刊されるもので、元々檀家の方や縁のある方にダイレクトメールで送られていたものですが、今回より、こちらのホームページでもご紹介することといたしました。

 今回ご紹介するのは、お盆に向けて刊行された【圓福 第30号】です。

随時バックナンバーもご紹介していきたいと思いますので、ご期待ください。

2004/07/08 圓福 第30号

第29号  第28号  第27号

謹啓
  今年は空梅雨なのか、蒸し暑いお天気が多く、田畑にとっては、あまり恵みの雨が少ない毎日です。皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうかお伺い申し上げます。
 さて、今回も引き続き、元祖法然上人のお言葉から、私達の日常生活での心のあり方を学び、日々の生活に役立てていただきたいと思います。

 凡夫のならい、当時の迷いに引かれて悪をつくる事は力及ばぬ事なれば、慈悲をおこして捨て給わぬにこそあれ。

 私たちは、仏様とは、ほど遠い凡夫の身です。その場の迷いで、自分の欲望を抑える力も無く、ついついつまらないことを犯してしまいます。けれども、そんな私たちを阿弥陀様は、あわれみ、慈しんで、ほっておけずに救いとって下さるのです。

 法然上人は、このお言葉の中で、私達が、力が足りずについつい、罪を犯してしまうことを責めずに、仏様の救いに気づくことの重要さを教えて下さっています。

 先日お寺に、ある宗教を信仰している方が訪ねてこられて、「お題目以外は絶対に救われない」と言われました。私は「あなたの小さな子供は唱えられませんが、もし事故や病気で今亡くなったら地獄へ行くのですか」と問いますと、「両親が毎日たくさん唱えている功徳があるから大丈夫です」 そこで私は「それほど功徳のある題目なら、自分の子供のためだけでなく、世界中の方のために、あなた方の信者さん達全員で毎日唱えて下さい。そうすればみんな救われるでしょう」 すると「唱える力があるのに唱えないのは罪ですから地獄へ行きます」「信じることが出来ない弱い人間を捨ててしまわれるのが仏教ですか。差別の無いのが仏教でしょう。仏様は弱い人間を切り捨てるのですか。そんな弱い人間のためにあなた達は祈ることが出来ないのですか、それは罪になりませんか」ついに黙って帰ってゆかれました。

 小さな子供にとっては、何が悪くて何が良いのかも解りません。仏様から見れば、私達は子供と一緒です。そんな弱い私達を仏様が見捨てられるわけがありません。 だからこそ、そのお心に感謝して、小さな罪も犯さぬよう日々心がけ、毎日を大切に過ごすように致しましょう。

 左記の通り夏のお盆施餓鬼法要を勤めます。世界の民族楽器を使ったすばらしいコンサートもございます。是非ご家族皆様おそろいでお参りください。

● 7月19日(祝)

  午後12時00分
    12時30分
     1時00分
 

 

・昼食接待
・慧奏・えまコンサート
・盆施餓鬼法要