季刊【圓福】は、盆、正月、彼岸など、季節ごとに発刊されるもので、元々檀家の方や縁のある方にダイレクトメールで送られていたものですが、こちらのホームページでもご紹介させて頂くことといたしました。

 今回ご紹介するのは、法然上人御忌法要に向けて刊行された
圓福 第39号】です。

随時バックナンバーもご紹介していきたいと思いますので、ご期待ください。

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 四月に入ってようやく暖かになってきたかと思われましたが、冷たい雨や寒い風の多い今日この頃です。
  皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうかお伺い申し上げます。 お陰様で、圓福寺会館では、雨漏りもなく、快適で、テコンドー教室も始まり、少しずつですが、様々な会を開催して参りますので、是非ご期待下さい。 来月には、日程を調整中ですが、大正時代のオルガンを復元し、昔懐かしい、文部省唱歌を皆さんで歌う機会を催します。 法話を交えておいしいお茶とお菓子でゆっくりとした一日を過ごせたらと思います。 ご興味のあるお方は、今月末にでもお寺にお尋ね下さい。
  さて、昨年に引き続き、法然上人の生涯についてすすめて参ります。
    ○法然上人について○
  法然上人は、天台宗はもちろん、他宗派の各教義にも精通され、特にその時代の法相宗や、三論宗の高徳の僧侶方が、上人が正しく教義を解釈されていることに感嘆し、また、高名な学僧たちは、口々に上人の幅広い学識を称賛されていました。
  しかし、上人ご自身は、未だ、迷いの世界から離脱できる法門を求めて得ることができずに悩まれ、心身ともに安らかではありませんでした。 上人は、繰り返し繰り返しお釈迦様が説かれた一切のお経を5回も読まれました。 しかし、いくら熟読してもそこには難解な教理が説かれ、全ての人々が救われる教えは見つかりませんでした。 生死をさまよう凡夫が、たやすく修行ができて往生できる世界はないかと、恵心僧都の書かれた往生要集を読まれると、そこには、善導大師の観経疏を指南書として極楽往生の教えが明らかにされていました。 そこで上人は、観経疏を読んでいくと、次の一文に強く惹かれたのでした。

   『一心専念弥陀名号、行住座臥不問時節久近、念念不捨者是名正定之業、順彼仏願故』

  (煩悩によって心が乱れている凡夫であっても念仏を唱えれば必ず来世には極楽往生ができます。なぜなら、阿弥陀さまは念仏往生の本願を成就されたからです)

と説かれていました。 ついに、法然上人は、我々凡夫のために八万四千の法門の中からお念仏だけを選ばれました。 これが有名な浄土宗を開かれた日、すなわち、承安五年(一一七五)春、上人四十三歳の時です。
  自分の幸せを求めるのが私たち凡夫です。 けれども、法然上人のように自分のことより他の人々のために必死になって何とか助けたいと身を粉にして下さった方々が過去にいらっしゃったことは真実です。
  下記の通り法然上人のご遺徳を偲び、御忌法要を修行致します。 子供や孫の幸せを考えて下さったご先祖様に感謝の祈りを捧げましょう。 是非、ご近所お誘い合わせお参り下さい。
                           合掌

【記】
 4月15日(土) 正午 ・昼食接待
  午後 1時00分 ・御忌塔婆回向法要
  午後 2時30分 ・法然上人御忌法要
・納骨塔総回向 (分骨を納骨いたします)